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フットワークの軽い歯科大生によるブログ

人間のカラダで一番カタい部位とは

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皆さん、人間のカラダで一番カタい部位を知っていますか?

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歯です。

どうでした?予想していた部位でしたか?

正確には歯のエナメル質という組織です。

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このように歯の表面を覆っているのがエナメル質です。

この「エナメル質」の内側には、象牙があります。
そして象牙質の内側には歯髄と呼ばれる神経や血管の多く通ったやわらかい組織があり、硬いエナメル質が神経や血管のある歯の内部を保護する構造になっています。

 

どれくらい硬いのか

物の硬さを量る単位として、硬さを10段階で表した「モース硬度」というものがあります。人間の歯をモース硬度で表すと「7」で、これは水晶とほぼ同じ硬さです。

【身近な物のモース硬度】
モース硬度1:チョーク
モース硬度2:岩塩、純金
モース硬度3:珊瑚
モース硬度4:鉄、真珠
モース硬度5:ガラス
モース硬度6:オパール
モース硬度7:人間の歯(エナメル質)、水晶
モース硬度8:エメラルド
モース硬度9:ルビー、サファイヤ
モース硬度10:ダイヤモンド
身近で想像しやすい鉄が4なのでだいぶ硬いですよね。
 

なぜ硬いのにボロボロになるのか

この一見頑丈そうな歯のエナメル質ですが、弱点があります。それは、歯に穴を開けてしまう虫歯です。

歯垢(プラーク)の中にいる虫歯菌(ミュータンス菌)は、私たちが食べたり飲んだりしてお口に入った糖分を利用してをつくり、エナメル質を溶かします。これを脱灰と言います。

この脱灰が続くと、どんどん歯が溶けて穴が広がってしまい、虫歯は歯の内部にある象牙質、そして神経がある歯髄まで破壊してしまうので、場合によっては、歯を抜かなければいけなくなります。

鉄が水や酸素にさらされると錆びてもろくなるのと同じように、人間の歯も、手入れをしないと虫歯によって簡単に穴が開いてしまいます。

日ごろからしっかりとした手入れをし、健康な歯で快適な食生活を送りましょう!

 

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